先輩社員インタビュー INERVIEW

神奈川三菱ふそう自動車販売株式会社の支店で働く、5人の先輩社員のインタビューをご紹介します。

徐々にできる作業が増えチームに貢献することで自身の成長を実感! 戸塚支店整備工場 メカニック 山田 貴斗(2023年入社/新卒)

研修制度が充実。自分に足りないことを考えながら学べた。

現在入社1年目で、戸塚工場でメカニックの業務を担当しています。この仕事に就きたいと最初に思ったのは高校時代で、父親がトラックドライバーをしていることが理由でした。ドライバーになることも考えましたが、全く同じ道に進むのはちょっとイヤで(笑)。トラックを含めて様々な車種の整備を学べる専門学校に通いましたが、2年間の学費は神奈川三菱ふそうの特別企業奨学金制度を利用して全額免除となったことには感謝しています。

入社1年目の研修は、とても充実していました。6月に2週間、大阪にある研修センターで工具の取扱いや車検の流れ、車両誘導の仕方など、業務に必要な知識や実技を学べました。それ以前から先輩社員が「研修で苦労をしないように」と、こうした基本を教えてくれたので、研修ではおさらいをしたという感覚でしたね。さらに本社から3ヶ月に1回、研修担当者が来て、一緒に課題を考えて目標を設定するという研修もありました。例えば、私は小型・中型トラックに比べて、大型の整備をあまり担当していなかったため、できるだけ大型の作業を担当するといった目標を設定して取り組みました。その時点の自分に何が足りていないかを振り返って知識やスキルを広げる良い機会になったと思います。

指導担当の先輩がとにかく面倒見がよくて助けられた。

12本の整備ラインがある戸塚工場は、当社の中でも大規模な工場。メカニックは20名ほど在籍し、大きく2班に分かれています。私の所属する班は、おもに車検業務を担当しています。車検は、点検項目や交換すべき部品が決まっていることもあり、いわばメカニックの入門業務。しかし、入社してすぐの頃は、何をするべきかが本当に全くわからない状態でした。専門学校では乗用車の車検は体験しますが、トラックに関する実技はあまり習わなかったので。それでも1年目は、1人の先輩社員が指導担当としてつきっきりで教えてくれたので精神的なつらさはなく、一つひとつの作業を覚えることに集中できました。その先輩は本当に面倒見のよい頼れる方で、プライベートでも一緒にご飯を食べに行くくらい仲がよいです。

こうして入社から半年が経つ頃には車検業務に必要なスキルを一通り身につけられました。スムーズにいけば、車検は1台につき1.5~2時間程度で完了し、現在は1日に3、4台を担当しています。ほかにも、車検をマスターするとできるようになる一般点検の業務を担当することもあります。これまではとにかく正確さを心がけていましたが、今は少しずつチーム全体の効率が高まるように、一つひとつの作業のスピードアップも意識しています。

力の入れ方を覚えるまでは、筋肉痛に苦しんだ時期も。

この仕事の大変さは、やっぱり覚えることが多いことですね。作業工程や各種部品を理解する必要があるだけではなく、部位によりボルトを締め付ける力が変わるなど細かいこともいろいろと知っていなくてはなりません。以前、トラックを整備中にファンベルトのアジャストボルトを強く締め過ぎて折ってしまった苦い経験があり、今は少しでも分からないことがあると先輩に聞くか、整備解説書を開いて確認しています。それから入社当初は、肉体的なつらさを感じることもありました。なにしろ、トラック整備の工具は一つひとつが重く、乗用車用とは比になりません。インパクトレンチなんて、5kgくらいあるんじゃないでしょうか。最初は力任せに使って筋肉痛になっていましたが、先輩の仕事ぶりを見て力の入れ方を徐々に身につけ、今ではあまりつらさを感じなくなりました。

日本の物流や交通を支えている実感がなによりのモチベーション。

仕事の喜びは、一つひとつできることが増え、チームの役に立っていると実感できることですね。次に指示されそうなことを予測して先回りして済ませ、「え、もうやってくれたの?」なんて驚かれたりするのが、うれしいですね。

普段は、目の前の1台1台の作業で精一杯ですが、ふとしたとき、「このトラックが物を運んで物流に貢献しているんだよな」などと考えることもあります。ちょっと大げさかもしれませんが、そういう意味で日本の経済や交通を支えていると実感できることも、日々仕事に向き合うモチベーションになっていますね。今の目標は、もう少し先になりそうですが、一般修理を担当できるメカニックになること。大型自動車免許も取得するなどスキルの幅をどんどん広げていきたいです。

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