先輩社員インタビュー INERVIEW

神奈川三菱ふそう自動車販売株式会社の支店で働く、6人の先輩社員のインタビューをご紹介します。

丁寧で絵用真的な対応に徹し、大型車の部品のプロフェッショナルを目指す 戸塚支店 部品課 荒井 一輝(2020年入社/新卒)

専門性を究めていく面白さや社会貢献の姿勢に心をひかれた。

自分はどちらかというと、人前に出て営業活動をするよりも、オフィスでコツコツと仕事に集中するのが好きなタイプ。そのため、事務職を希望して就職活動を進める中で、合同説明会で当社に出合いました。部品課の仕事は、基本的にオフィス内ですし、専門性を究めていく面白さも感じられて自分のイメージにぴったりでした。さらに、せっかく仕事をするのだから、自社の利益のためだけに働くのではなく、地域や社会に貢献しようという思いが強い企業で働きたいと考えていました。その点、当社は、設立以来、神奈川県を地盤として地域と共生する姿勢を大切にしていることにも心をひかれて入社を決めました。

もともと私は車に関する知識はほとんどなく、自動車免許も入社する直前に取得したほど。その点に不安はありましたが、入社後の「メカニック研修」では、トラックやバスの実物を見ながら車の構造や部品の名称を教わって基礎知識を習得できました。とはいえ、それだけでは業務に必要な知識には全然足りないのですが、周囲の先輩方は、どんなに忙しくても分かるまで教えてくれたり、ミスをした時は迅速にフォローしてくれたり、とにかくサポートが手厚くて助けられています。そんな環境で仕事をするうちに、失敗を恐れずに落ち着いて業務に取り組み、一歩ずつ成長することができています。

トラックやバスを中心に、取り扱う部品数は軽く1万点以上。

部品課の仕事は、基本的にオフィスに隣接する工場に入庫された車両に必要な部品を出庫したり、外部のお客様に部品を販売したりすることです。トラックやバスを中心に、様々な年式の車両に対応しており、全て数えたことはありませんが、取り扱う部品数は軽く1万点以上あるでしょう。ただ、部品を検索できる専用ソフトがあるため、車両の基本構造さえ押さえておけば、すべての部品を覚える必要はありません。

この仕事の面白さは、単に右から左へと部品を流すのではなく、お客様のご要望に臨機応変に対応して喜んでいただけることです。例えば、あるお客様からエンジンとトランスミッション(変速機)の間に取り付けるクラッチという部品の注文を受けました。通常、クラッチを交換する場合は、オイルシールなど数点の部品を一緒に取り換えます。ところが、その時はクラッチしか注文されなかったため、「他の部品の注文をお忘れになったのかな」と考え、念のために準備して配達担当者に預けておきました。すると、お客様はやはり他の部品の注文を忘れていたようで、すぐさま電話があって「今日中に修理を完了する必要があったからとても助かった」と、とても感謝されました。それ以来、そのお客様との距離感が近くなり、私のことをますます頼ってくださるようになりました。

たくさんの失敗の中から学んで成長してきた。

この仕事は正確な情報のやり取りが何より大切です。状況に応じて、電話やメール、ファックスなどで情報を伝え、必要な場合は直接お客様を訪問して説明することもあります。しかし、どうしても情報のすれ違いは生じるもので、これまで何度もミスを経験してきました。例えば、「サイドミラーがほしい」という注文を受け、電話を切った後、左右のどちらかを確認し忘れたと気づくようなことが以前はよくありました。そうした場合は、こちらから連絡し直す必要があり、お客様に余計な時間や手間をかけますし、当社の信頼性にも関わります。また、「ウインカーがほしい」と言われて用意したら、お客様はウインカーの電球だけを注文したつもりだったといった失敗もありました。

少しずつ自動車部品のプロフェッショナルに近づいていく喜び。

今では、電話中に「左のサイドミラーですね。お調べします」「左のサイドミラーは〇〇円になります」など、商品名だけではなく、サイズや位置などの具体的な情報もしつこいくらいに繰り返すように心がけています。また、こちらがゆっくりと正確に話すだけではなく、お客様のお声が少しでも不明瞭な場合は面倒がらずに聞き直すようにしています。そのように業務経験を通じて、「ここをしっかりと押さえておかないと後から困ることになりそうだ」というポイントを押さえてからはミスがグッと減少し、スムーズに仕事を進められるようになりました。

現在の目標は、一つひとつ知識を積み上げていくことです。各部品がどう作用しているかを理解できると、仕事が機械的にならず、お客様に「ここも一緒に取り換えるといいですよ」といった提案がしやすくなります。そのためにはコツコツと勉強するのが一番の早道で、社員食堂で食事をする時にもトラックなどの整備解説書を見て学んでいます。トラックなどの進化とともに新たな機能や部品が続々と登場して大変ですが、そうした知識を究めていくことで、少しずつ自動車部品のプロフェッショナルに近づいているという喜びを感じています。

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